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水質指示計を正しくお使い頂くために

はじめに

 水質指示計とは純水器や純水装置などの水処理装置において、水質の変化を簡易的に管理する目的でご使用いただく製品です。
 配電盤、操作盤などにパネルマウントされる指示計と配管流路内に装着されるセンサーが組合せになっています。これらの製品を正しくお使い頂くための留意点についてまとめてありますので、参考にして頂きたいと思います。

  1. 1. 2電極式電気伝導率センサーの流量特性について
    測定する水が配管内、継手類に滞留することで、測定値に影響が出る事があります。流量が10ml/分以下の場合、滞留による水質の悪化の影響や電極に気泡が付き易くなり、測定値に影響を与えることがあります。
  2. 2. 2電極式電気伝導率センサーの取り付け方法について
    センサーを配管に取り付ける角度によって、電極と配管壁面との距離や電極と水の容積の関係上、測定値に数%程度の影響を受けることがあります。 可能な限り以下の方向で取り付けをしてお使いください。
    (下図参照⇒水の流れ方向に対して2電極が対等に当たる方向)



    センサーは配管流路内に装着される事が基本ですが、例外的にタンクなどで使用される場合は、タンクの材質、タンク内の接液される機器類の材質(金属類は影響が大)と接地状況、機器類のノイズなどにより測定値に大きく影響を受けることがありますので、その点に注意してご使用ください。
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よくあるご質問

電気伝導率とTDSの違いについて

  1. 電気伝導率(electric conductivity)とは電気の通りやすさのことで、「EC」または導電率と呼ばれることもあります。電気の通りにくさである電気抵抗率(electric resistivity)の逆数で表され、
    電気伝導率[μS/cm] = 1 / 電気抵抗率[MΩ・cm]
    単位はS/m(ジーメンス毎メートル)で表します、一般的にはμS/cm、またはmS/mが使われます。
  2. TDS(total dissolbed solids、総溶解固形物)とはイオン(無機物)の総量で、単位はppmまたはppb、pptで表されます。 TDSは電気伝導率から換算することで求められます。
    TDS[ppm] = 電気伝導率[μS/cm] × 換算係数
    で換算されますが、測定器メーカー各社で、使用目的により換算係数が、0.44〜1程度と幅広いのが実状のようです。

TDSの場合、上記に示したように換算係数がいろいろ存在するため、水が同じ条件下での相対的な測定数値として使用する事が出来ます。同じ換算係数の機器での測定比較でなければ、正確な指標となりえないので注意が必要となります。

電気伝導率の場合、各社とも測定原理が同じであるため、どの測定機器を使用してもそのまま比較・検証することが可能です。ただし、温度補償(*)をしない電気伝導率計もあるので温度補償した値どうし、温度補償しない値どうしを比較する必要があります。
*温度補償とは水温25℃の時の値に換算することです。

一般的な使用方法、事例としてはとしては、
 電気伝導率: 医療用水、洗浄水などの工業分野、農業分野 等
 TDS   : アクアリウム(鑑賞魚飼育)等 で使用される場合が多いようです。

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